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■市立の小中学校の過大規模校化への対応 |
◎松原成文
次の質問をいたします。市立の小中学校の過大規模校化への対応についてであります。安全で快適な教育環境整備、老朽化対策については、財政支出の縮減、平準化を進めつつ改善に取り組んでおり、児童生徒数の増加に的確に対応し、良好な教育環境維持のため、教室の転用ですとか増築による対応がなされております。平成31年4月に小杉小学校が開校し、令和7年度には新小倉小学校が開校の予定でありますけれども、平成31年4月に開校した小杉小学校の現状と抱えている課題、今後の児童数の推移と対策を伺います。また、数年先には再開発により、近隣には新たに1,400戸と500戸のタワーマンションが完成予定でありますけれども、小杉小学校、受入れ体制、十分でありましょうか、お伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
小杉小学校等についての御質問でございますが、小杉小学校につきましては、平成31年4月の開校以降、児童数、学級数は増加を続けており、本年5月1日現在の普通学級の児童数は853名、学級数は27学級となっております。今後の児童数等の推移でございますが、現行推計の最終年度である令和12年度には778名、24学級となる見込みとなっており、この間の最大の児童数等は令和8年度の920名、29学級であり、既存の普通教室で対応することができるため、教室不足は生じないと見込んでいるところでございます。また、隣接する小杉町1丁目は西丸子小学校の学区であり、令和10年に約1,400戸、令和11年に約500戸の住宅がそれぞれ完成予定と伺っておりますが、現時点では現行推計の最終年度である令和12年度までは同校での教室不足は生じないと見込んでおります。以上でございます。
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◎松原成文
推計としてそういうことでありますけれども、いろいろな状況変化もあろうかと思いますので、対応はしっかりしていただきたいと思います。中原区の西中原中学校―生徒数が全国1位と聞いておりますけれども、これは確かでありましょうか。生徒数、教員数をそれぞれお伺いいたします。また、市内の大規模校、過大規模校について区ごとの小中学校の数について、また、小規模校等々についても、それぞれお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
学校規模についての御質問でございますが、全国の中学校別の生徒数は公表されておりませんが、今年度、横浜市が行った調査によると、政令指定都市の中学校では西中原中学校の生徒数が一番多くなっております。また、本年5月1日時点で同校の生徒数は1,354名、教員数は非常勤講師等を含め97名となっております。次に、本市では普通学級で12学級未満を小規模校、25学級から30学級までを大規模校、31学級以上を過大規模校としており、本年5月1日現在、小学校の小規模校は、川崎区、中原区、高津区、宮前区各1校、多摩区、麻生区各3校で計10校、大規模校は、幸区2校、中原区6校、高津区4校、宮前区、多摩区各5校、麻生区4校で計26校、過大規模校は、幸区、高津区、宮前区各3校、中原区1校で計10校でございます。また、中学校の小規模校は、川崎区6校、幸区、宮前区各1校、中原区、麻生区各2校、多摩区3校で計15校、大規模校は、宮前区、多摩区各1校で計2校、過大規模校は、中原区、宮前区各1校で計2校でございます。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。今の御答弁で西中原中学校の生徒数が1位ということが分かりました。西中原中学校の生徒数が1位の要因について伺います。これまで適正規模にするというような取組はなかったのでしょうか、お伺いをいたします。学校運営、教室、体育館、運動場、運動施設、クラブ活動に支障はないのか、学校教育法第3条の設置基準に適合しているのか、1人当たりのグラウンドの広さ等々について基準は満たしているのか、問題はないのか、それぞれお伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
西中原中学校についての御質問でございますが、初めに、同校につきましては、通学区域外から就学する生徒数に比べて、他校に就学する生徒数が上回る状況にございますが、ほぼ全域に住宅が建築されており、多くの子育て世帯が居住していることなどが生徒数の多い要因と考えております。次に、適正規模の取組につきましては、学校の適正規模化の方策について検討するため、平成16年7月に設置した川崎市立小・中学校適正規模・適正配置中原区検討委員会委員長からの検討結果報告書のかがみ文に、西中原中学校の過密化の解消については引き続き検討していく余地があると記載され、その後、施設の狭隘状況の解消も含めた大規模改修を実施し、生徒数の増加について対応を図った経過がございまして、適切に学校運営を行っているところでございます。次に、学校施設につきましては、学校教育法第3条の規定に基づく中学校設置基準に照らしますと、校舎の面積基準6,736平方メートルに対し1万1,287平方メートル、運動場の面積基準8,400平方メートルに対し1万3,624平方メートルとなっており、いずれも基準を満たしているところでございます。なお、生徒1人当たりの運動場の面積基準は設けられていないところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
西中原中学校は戦後すぐできたところでありますから、当時の状況を見て、グラウンドが広いというのは、その当時そういうふうにグラウンドが広くつくれたということで、最近の小中学校については、なかなかグラウンドを確保することができないというのも現状であろうかと思います。西中原中学校の生徒数は今後どこまで増えるのか、今後、西中原中学校の生徒数を超える見込みのある学校は市内にあるのか伺います。見込みのある学校はどの程度まで増えると見込まれているのか、それぞれお伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
中学校の生徒数についての御質問でございますが、西中原中学校の生徒数につきましては、現行推計の最終年度である令和12年度までは、今年度をピークに減少し、令和9年度に宮前平中学校の生徒数が西中原中学校を上回り、令和11年度には宮前平中学校は約1,340名まで増加すると見込んでおります。以上でございます。
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◎松原成文
事前にお聞きしますと、宮前平中学校の校庭は西中原中学校に比べて半分ぐらいの広さということも聞いておりますけれども、それも含めて、ただいま御答弁いただきました増加の見込みのある中学校、これは宮前平中学校ということでありますけれども、教育環境、例えば教室ですとかクラブ活動は十分に確保できるんでしょうか。基本的な考え方、残されている課題等々について、それぞれお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
宮前平中学校の教育環境についての御質問でございますが、生徒数の増加に対応するため、増築校舎の建設や既存校舎の改修を進めているところでございます。教室につきましては、不足が見込まれる普通教室3教室のほか、多目的室、特別活動室等を整備することにより教育環境の改善を図ってまいります。また、部活動などについてでございますが、運動場とは別に設けていたテニスコートにつきましては増築校舎の用地といたしましたが、運動場の使用方法の工夫により対応しているところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
前例の西中原中学校等々がありますから、そこでどういうような対応をしているかというのは十分参考になろうかと思います。また、運動部等々については、例えば人気のある部については50人、60人、70人とかすごく部員数が多くて、基本的に試合に出ることがなかなか難しいというような生徒の皆さんもおいでになります。大好きでスポーツ、クラブをやっているんだけれども、なかなか試合ができない。だけれども、試合ができないんだけれども、試合ができない生徒に対するそういった取組、それなりの対応もしっかりされているということも聞いておりますので、全ての生徒が健康で、本当に中学校生活が楽しめる、こういった新しいまた学校の環境をつくっていただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
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