■学校教育における武道必修化空手について |
◎松原成文
通告書のとおりの4問につきまして、一問一答で質問させていただきます。
初めに、学校教育における武道必修化空手について伺います。我が国の伝統的な運動文化である武道を学校における体育学習の内容として重視していくことは、国際社会において世界に生きる日本人の育成の立場からも非常に有意義であると思っております。私は、武道教育空手につきまして、令和5年第3回定例会において、学校教育の空手について、空手道連盟の協力をいただき、令和2年度から令和4年度まで延べ93人の体育科教員が研修を受けたということをお聞きしてございます。前年度までに研修を受けた教員は延べ何人になっているのか伺います。また、研修を実施するに至った経緯、目的、期待する成果につきまして、それぞれ教育次長にお伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
武道教育としての空手道についての御質問でございますが、研修の実施経緯等につきましては、平成29年告示の学習指導要領において武道の取扱いが新たに示されたことを機に、体育科教員の空手道に関する指導力向上を目的に、川崎市空手道連盟の協力を得て研修を実施しており、令和2年度から令和5年度までに空手道の実技研修会を受講した教員は延べ112人となっております。この研修を通して教員が新たな種目を経験し、武道に関する指導の幅が広がることを期待しているところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
武道授業に空手を導入することについて、研究の推進校を指定してはと以前要望しておきましたけれども、実施の可能性についてお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
空手道についての御質問でございますが、武道の授業につきましては、学習指導要領に基づき学校や地域の実態に応じて各学校が種目の選択をすることとなっており、空手道という1つの種目について研究推進校として指定することはこれまで行っておりませんが、研修においては、幅広く武道への関心を高めるために空手道の導入に向けて検討するよう働きかけてまいりましたので、今後、学校が空手道を選択した際には、その学校の実践内容や成果について他の学校にも周知してまいります。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございます。関連して伺います。武道とともにダンスについても必修科目となっておりますが、創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスで構成をされておりますが、本市の取組状況についてお伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
ダンスについての御質問でございますが、市立中学校では、平成20年告示の学習指導要領で必修領域と位置づけられたダンスのうち、創作ダンスや現代的なリズムのダンスを実施している学校が多い状況となっております。以上でございます。
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◎松原成文
若者文化の代表格の一つであります現代的なリズムダンスでありますヒップホップダンスを導入することについて、現状と見解についてお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
ダンスについての御質問でございますが、ヒップホップダンスにつきましては、現代的なリズムのダンスの学習として、ヒップホップの特徴を捉え、リズムに乗って全身で踊ることについて指導しており、多くの中学校では、生徒の興味関心が高く、楽しみながら学習していると認識しております。以上でございます。
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◎松原成文
体育授業にヒップホップダンスを導入しました経緯、指導体制はどのように整えられたのかお伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
ダンスについての御質問でございますが、ヒップホップダンス導入の経緯につきましては、平成10年告示の学習指導要領で現代的なリズムのダンスが選択領域の内容として位置づけられ、平成20年告示の学習指導要領で選択領域から必修領域となったところでございます。また、指導体制につきましては、中学校体育実技研修会や外部講師を招いての研修においてヒップホップダンスも取り扱い、指導力の向上を図っているところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
これまでの体育の学習指導は運動の効果的特性に着目することが多かったと思うんでありますけれども、今お話しいただきましたように楽しみですとか、魅力ですとか、喜びが味わえる学習指導をこれからもお願いしたいと思います。要望いたします。
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