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■青少年事業費について
◎松原成文
  4款1項4目青少年事業費でありまして、わくわくプラザ運営費関連等についてお伺いをいたします。みんなの校庭プロジェクトということでありますけれども、みんなの校庭プロジェクトにつきましては、令和6年度からの全校実施に向けまして、教育委員会が中心となってスピード感を持って取組を進めており、学校教育以外の目的で学校を使うことが当たり前となる意識の醸成を図り、教職員に負担がかからない仕組みづくりを進めて取り組むとのことで、わくわくプラザへの登録の有無にかかわらず、利用している児童が困ったときには、児童が安心して過ごせるための校庭開放時における連携について、これは指定管理者の仕様書にも記載し、けががあった際には、その初動対応をわくわくプラザスタッフが担う方向で調整を図るとのことでしたが、間もなく新年度も始まりますけれども、連携と調整は全て完了したのか、お伺いをいたします。
◆阿部浩二 こども未来局長
 みんなの校庭プロジェクトについての御質問でございますが、こども文化センターの令和6年度以降の新たな指定管理期間につきましては、仕様書において、利用児童が困ったときに、身近に頼れる大人の一人として、いつでも相談に乗ることができる体制づくりに向け、児童のけがの応急処置や、救急搬送等を要する場合の保護者への連絡等を学校と連携して行うことを定めるとともに、その内容等については指定管理者へ説明を行っているところでございます。今後につきましても、みんなの校庭プロジェクトの実施に向け、教育委員会等との連携調整を図りながら、わくわくプラザスタッフが円滑な対応を図れるよう、引き続き指定管理者への十分な説明に努めてまいりたいと存じます。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。  今の御答弁で、わくわくプラザスタッフが円滑な対応を図れるよう、指定管理者への十分な説明をするとのことですが、十分な説明が今まだできていないので、わくわくプラザのスタッフから不信感が生じているという声も聞いているところでございます。内容につきましては、わくわくプラザのスタッフが面倒を見るということで現在話が進んでいるようでありますけれども、わくわくプラザの運営は現在ぎりぎりで、スタッフの皆さんにつきましても高齢者の方が多い、校庭開放まで面倒が見切れないという懸念もあるということも聞いております。また、ルールづくりにつきましても、まだ明確なものがございません。ふわっとしておりまして、危機管理体制や責任の所在もはっきりしていないということも感じているようでございます。あおりを食うのは結局わくわくプラザのスタッフで、わくわくプラザに丸投げという感じで不信感が募っているということも聞いております。わくわくプラザに登録していない子どもも校庭に入ってくるので、けがやクレームの対応は、誰がどのように責任を持つのかということについてもはっきり分からないということで、これについてもしっかりとした見解をお伺いしたいと思います。また、わくわくプラザとの調整を図りながらマニュアルを作成するとのことでありましたけれども、マニュアルは作成されているのでしょうか。さらに、全ての小学校の校庭で児童が自由に伸び伸び遊べる環境づくりということも述べられておりますけれども、児童が自由に伸び伸び遊べる環境づくりはできているのか、完了しているのか、お伺いをいたします。
◆池之上健一 教育次長
 みんなの校庭プロジェクトについての御質問でございますが、本プロジェクトは、公園のように校庭で自由に遊ぶをコンセプトに、放課後の校庭で子どもたちに自由に伸び伸びと遊んでもらうための取組でございまして、令和6年度から、わくわくプラザ事業とも連携し、子どもたちにけがなどがあった際の応急処置や保護者への連絡など初動的な対応については、指定管理業務の中でわくわくプラザスタッフが担うこととなりますが、一時的な対応にとどまらないケース等については、学校とも連携を図りながら教育委員会事務局において対応してまいります。また、昨年5月に校庭開放実施に向けた手引きを作成し、現在、各校において子どもたちを中心としたルールづくりを行っており、各校に対する支援や、保護者や地域の方々への周知等に努めてきたところでございまして、引き続き、関係局と連携調整を図りながら、全校での校庭開放実施に向け取り組んでまいります。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。準備に向けては、令和6年度ということですから1年間あるわけでありますけれども、進行中ということであろうかと思います。こども未来局、教育委員会、指定管理者、学校、保護者、わくわくプラザのスタッフ、地域がしっかりと連携して、児童のためにも安全な校庭開放ができるように、早めにそういったルール、あるいはまたわくわくプラザのスタッフにも理解をいただけるような、こういった取組をしっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。