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■大谷翔平選手によるグローブの寄贈について
◎松原成文
  大谷翔平選手によるグローブの寄贈についてということでお聞きをいたしたいと思います。大谷選手でありますけれども、野球の普及と子どもたちの健康増進に貢献したいということで、大谷選手が企画いたしまして、このたび全国の小学校に野球しようぜという呼びかけで、希望する小学校にグローブを寄贈することを表明したわけであります。大谷選手は、このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしていますというコメントを残しております。子どもたちもグローブが届くのを楽しみにしていると思いますが、本市では、グローブの寄贈を受け入れることをもうスポーツ庁に回答したとお聞きしてございますけれども、受け入れるに至った経緯についてお伺いをいたします。
◆教育次長(池之上健一)
 大谷選手によるグローブの寄附についての御質問でございますが、グローブにつきましては、大谷選手から全国の小学校等に寄附の申出があり、本市におきましても、子どもたちが野球というスポーツに触れ、興味を持つきっかけになってほしいと願っていますという思いに賛同し、スポーツ庁からの照会に対し、市立小学校全114校及び特別支援学校小学部3校への寄附を希望する旨を回答したところでございます。以上でございます。
◎松原成文
 次長、ありがとうございました。これを決定したのは校長会ですか、どこが決定したんですか。
◆教育次長(池之上健一)
 大谷選手によるグローブの寄贈についての御質問でございますが、スポーツ庁からの照会を通じまして、各学校の意向につきまして校長会を通じて確認したところ、ありがたいお話であるという意向を確認いたしましたので、スポーツ庁へ寄附を受け入れたいという回答をしたところでございます。以上でございます。
◎松原成文
野球しようぜということなんですけれども、野球をするには、やっぱりグローブとバットとボールが要ると思うんですけれども、あれだけの高給でありますから、そのうちまた、来年、再来年にバットとボールが来るか分かりませんが、この野球しようぜという大谷選手の意味している言葉について、教育現場で児童にどのように伝えるのか、その辺についての考えをお伺いいたします。
◆教育次長(池之上健一)
 大谷選手によるグローブの寄附についての御質問でございますが、受入れに当たりましては、贈物であるグローブの活用に併せて、大谷選手の野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたらうれしいです、このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしていますという思いが児童に十分に伝わるよう、工夫を凝らした周知を図ってまいります。以上でございます。
◎松原成文
 3つしかないんで、右用が2つと左用が1つということなんで、これは授業においてグローブをどのように活用するのか、また、期待する効果についてお伺いいたします。
◆教育次長(池之上健一)
 大谷選手によるグローブの寄附についての御質問でございますが、学校での活用についてでございますが、本市の小学校5年生で使用している道徳の教科書では、夢を実現するためにはという教材で大谷選手の歩みを取り上げており、その授業の中で、かなえたい夢や目標をどう実現していくかを話し合う際に、このグローブを活用することでより学びが深まることが期待されます。加えて、全校や学年の集会でお披露目することや、子どもたちが仲よくグローブに触れたり、使用したりする機会を通じて、スポーツの楽しさやすばらしさを感じてもらうなど、健やかな心と体の成長につながっていくものと考えております。以上でございます。
◎松原成文
 果たして、今、教育次長が言ったようなことを子どもたちが望んでいるかどうかは、私は分かりません。グローブは、今月から3月末までに送られてくるということでありますけれども、現在の6年生が卒業するまでに、6年生はこのグローブに接することができるんでしょうか。
◆教育次長(池之上健一)
 大谷選手によるグローブの寄附についての御質問でございますが、受入れにつきましては、現在、スポーツ庁等に配送時期を確認するなど準備を進めており、できるだけ早期に子どもたちにグローブが届くよう、今後も引き続き調整してまいりたいと考えております。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。まだ、いつ到着するか分からないんでありますけれども、子どもたちは興味津々で待っているかと思います。大谷選手の思いが子どもたちに届くことはもとよりでありますけれども、子どもたちの野球、野球だけに限らずスポーツ全般に興味が持てるような取組ができますように、有効に活用していただきますようお願いをいたします。