■高等学校硬式野球部等の活動について |
◎松原成文
高等学校硬式野球部等の活動についてということでお聞きをしたいと思います。表題に硬式野球部等と書かせていただきましたけれども、そういった練習、試合をするには練習場の面積を非常に広く取らなければいけないということでありまして、サッカーですとかラグビーもあるわけでありますが、今回、特に一つの例として、硬式野球部を例に取ってお話をさせていただきたいと思います。初めに、高等学校における部活動の位置づけ及び教育指導費に占める部活動に係る費用負担についての見解、そしてまた、本市の特徴について教育次長にお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
市立高等学校の部活動についての御質問でございますが、部活動の位置づけにつきましては、高等学校学習指導要領により、部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われ、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質、能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意することとされているところでございます。また、部活動に係る費用負担につきましては、各学校において年度当初に実施する保護者説明会の中で、年間の活動計画や方針に加えて、遠征等に伴う費用負担についても十分説明し、保護者の承諾を得た上で活動を行っておりますが、全国大会等に出場する対象生徒の旅費等を支給する部活動サポート奨励金や、活動に使用するボールなどの用品を購入する部活動推進用具整備などの事業を実施するなど、可能な限り保護者負担の軽減が図られるよう努めているところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。ディスプレー、お願いいたします。これは小さいんですけれども、一番上の市立川崎高校は、部員不在のため硬式野球部なしと。その下は幸高校でありますけれども、部員が8名ということで、県立川崎高校と合同チームをつくって、試合と練習をしているということであります。その下が川崎総合科学高校で、部員が36名、その下が橘高校で、部員が35名、一番下が市立高津高校でありまして、部員が6名ということで、これも都筑区にあります県立新栄高校と合同チームをつくっているということであります。このほとんどはグラウンドではバッティングとか何かはほとんどできない。土日の関係でありますけれども、幸高校等々については大半は校外で練習、年に1〜2回は等々力球場を借りて練習試合をすると。川崎総合についてもほとんど県内外で練習試合。それから、橘高校につきましてもほとんど校外で、他校へ遠征ということで、バッティング練習も不可ということであります。高津については新栄高校との合同でありますけれども、これも大半が校外で練習をしているということであります。ディスプレー、ありがとうございました。部活動の一例として、本市の市立高等学校硬式野球部の活動の現況及びそれに対する見解を教育次長にお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
市立高等学校硬式野球部の現況等についての御質問でございますが、市立高等学校の硬式野球部は4校あり、そのうち2校が他校との合同チームで活動を行っているところでございますが、平日につきましては自校のグラウンドや市営硬式野球場等において練習を行い、休日につきましては、合同練習や試合等により、多くは市外に遠征している状況となっております。また、運動部活動につきましては、各学校の実情に応じて、日数や時間のほか、施設の割り振りを計画し、その内容について保護者等への理解を得ながら活動しているところでございますので、今後も生徒の活動環境の確保に努めてまいります。以上でございます。
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◎松原成文
あくまでも今は硬式野球部の話をしておりますけれども、これはサッカー部ですとかラグビー部についても同じ状況じゃないかなと思っております。硬式野球等の練習、試合ができる環境整備の必要性について見解を伺います。この課題解決に向けて今後どのように取り組まれていくのか、お伺いをいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
環境整備等についての御質問でございますが、市立高等学校の硬式野球部の活動につきましては、関係局の協力による市内硬式野球場等の利用や、各学校の実情に応じて自校のグラウンドや市外への遠征など創意工夫しながら、場所の確保に努めているところでございますが、さらなる場所の確保につきましては、学校の意向も十分踏まえた上で、関係機関と調整するなどの対応をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございます。これまで御答弁いただきましたけれども、硬式野球場の活動環境の確保について改めて確認させていただきたいと思います。今後も生徒の活動環境の確保に努めてまいりますとの答弁をいただきましたけれども、等々力球場、多摩川丸子橋硬式野球場、上丸子天神町第4球場について、土曜日、日曜日、祝日を除く平日の利用可能な時間の活動確保と理解してよろしいのでしょうか、あるいは新たに硬式野球場を造るというお考えなのか、教育次長にお伺いいたします。
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◆教育次長(池之上健一)
活動環境の確保についての御質問でございますが、市立高等学校の硬式野球部につきましては、現在も等々力球場、多摩川丸子橋硬式野球場等を中心に利用しておりますが、学校の意向を十分踏まえた上で、平日の利用が可能な日のさらなる確保について、関係局等と協議してまいりたいと考えております。以上でございます。
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◎松原成文
御答弁ありがとうございました。今質問で新たな硬式野球場を整備するんですかということもお聞きしたのでありますけれども、この質問にはお答えをいただいておりません。等々力球場、多摩川丸子橋硬式野球場の平日利用について、可能な日のさらなる確保を考えているとの答弁でした。硬式、軟式、あるいは高校生に限らず、野球に関わる全ての人がスポーツマンシップにのっとって野球ができる環境整備をしっかりとしていくためにも、もっと関係する局のリーダーシップを求めてまいりたいと思います。様々な団体から様々な意見が出ており、まとまりがつかない状況であるようにも感じておりますので、もう少し関係局がそれぞれリーダーシップを発揮していただいて、全ての野球を愛する人たちが楽しく野球ができる環境をしっかりつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。
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