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■武道教育の空手道について
◎松原成文
   武道教育の空手道について教育次長にお伺いをいたします。令和3年4月から中学校の新学習指導要領が全面実施をされたわけでありますけれども、中学校の保健体育の武道の授業については、これまで川崎市の中学校では、柔道、剣道、相撲の3つの中で、48校が柔道、4校が剣道ということで武道教育が行われておったわけでありますけれども、柔道、剣道、相撲に加えて、新たに6種目が加えられたことが明記されております。その一つに空手道があるわけでありますけれども、空手についてはこれまでも議会においてお聞きした経緯がございます。空手はけがや事故の発生リスクも少なく、費用負担も少なく、体操着で実施が可能であることなどを理由に、導入に向けて検討していただけるとのことでありましたけれども、令和2年度から令和5年度までの空手道についての研修状況及び授業への導入についての考えを教育次長にお伺いいたします。
◆教育次長(池之上健一)
 武道教育としての空手道についての御質問でございますが、研修状況につきましては、令和2年度から令和4年度まで、川崎市空手道連盟の協力を得て毎年実技研修会を開催しており、これまで延べ93人の体育科教員が研修を受講し、今年度も12月に開催する予定となっております。授業への導入につきましては、各学校が学習指導要領に基づき種目の選択をするものでございますので、今後も空手道連盟の協力の下、研修を実施し、教員の空手道への理解を深めてまいります。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。意見要望でありますけれども、学校ですとか、地域の実態に合わせていかなければいけないのかなと思いますけれども、学校では武道の伝統的な考えを理解させるとともに、相手を尊重して練習や試合ができるようにさせることを重視していただきたいと思っております。3種目だけではなくて、新たに空手も種目として選択していただけるよう要望して、よろしくお願いしたいと思います。