■仮称等々力大橋建設の進捗状況について |
◎松原成文
続きまして、仮称等々力大橋建設の進捗状況についてお伺いをいたします。多摩川には多くの橋があり、一般道路として整備され、人流や物流を支える交通基盤となっております。目黒通り放射3号線についても、都心アクセス向上や都市間連携強化のため、都市計画道路宮内新横浜線の整備とともに等々力大橋橋梁整備は必要な事業であると理解をしております。そこで、初めにお聞きをいたしますけれども、この等々力大橋は事業費の概算総額が約100億円と聞いておりましたけれども、最近、資材の高騰等がいろいろあるわけでありますが、100億円に変更は生じていないのか、お伺いをいたします。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
仮称等々力大橋についての御質問でございますが、仮称等々力大橋につきましては、東京都を施行主体といたしまして、平成29年3月に工事施行協定を締結し、事業を推進しているところでございます。事業費につきましては、今後の物価や人件費の変動とともに気象などの影響を受ける工事であることから変更が生じる場合もございますが、現時点では変更の予定はないと東京都から伺っております。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございます。建設緑政局長、もし分かればでいいんですけれども、100億円のうち今まで幾らぐらい執行されたか分かりますか。分からなければ後でまた教えていただければ結構なんですが。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
事業費の関係でございますが、現時点では把握してございませんので、後ほど御報告させていただきます。以上でございます。
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◎松原成文
では、後ほど御報告をお願いいたします。ディスプレー、お願いいたします。これは、もう建設が始まっている東京都側、世田谷です。これは、多摩堤通りを丸子橋から来ると、右へ行くと目黒通り、先へ行くと二子玉川というような矢印が出ているところでございます。これが東京都側、上に行くと環八、目黒通りにつながります。こういう土地の取得状況になっておりますけれども、ディスプレー、ありがとうございました。東京都側の工事が始まりました。目黒通り用地の取得もそうなんですが、工事概要と完成までの工程を伺います。また、用地の取得状況についても併せてお伺いいたします。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
仮称等々力大橋についての御質問でございますが、東京都側の工事につきましては、本年11月から工事に着手したところでございます。現在、低水部護岸と橋脚基礎を施工中であり、その後、橋脚躯体工事を実施し、令和5年7月の完成を予定しているところでございます。また、東京都側の用地取得率につきましては、東京都からは、本年3月末時点で半数に満たない取得率であると伺っております。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。川崎側の橋脚、橋台が完成しました。ディスプレー、お願いいたします。これが橋脚で、多摩川の向こう河岸は東京の工事の現場が見えるわけでありますけれども、今年の6月か7月にかけてスカイブリッジの道路橋脚、市道殿町39号線の道路擁壁に落書きがされたとお聞きしました。今はもうきれいに取られている、11月頃に全部きれいになったと聞いておりますけれども、落書きや損壊、損傷等が懸念されますが、保守管理について大丈夫なのか、見解を伺います。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
仮称等々力大橋についての御質問でございますが、本年7月に完成した川崎側の橋脚、橋台につきましては、落書き対策として、すぐに落書きを除去できる塗料を塗布しております。また、現在の保守管理につきましては、東京都が実施しております。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。ディスプレー、お願いいたします。これは川崎側のほうですね。宮内の近くですが、橋台がもうできております。左が多摩沿線道路でございます。仮称等々力大橋の整備に伴い、これと接続する宮内新横浜線や多摩沿線道路との接続はどのような整備計画になっているのか、工事概要、進捗状況並びに等々力大橋の完成予定時期についてお伺いをいたします。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
仮称等々力大橋についての御質問でございますが、当該橋梁と宮内新横浜線や多摩沿線道路との接続につきましては、平面交差方式を採用し、橋梁の高さに合わせ、宮内新横浜線や多摩沿線道路を盛土する構造としております。なお、盛土をする区間につきましては、隣接地の車両等の出入りを確保するため、側道を設ける計画となっております。多摩沿線道路につきましては、本年12月に側道部の工事を契約し、令和6年3月に完成する予定でございます。仮称等々力大橋の完成予定時期につきましては、令和7年度を目標に整備を進めているところでございます。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。ディスプレー、お願いいたします。これは多摩沿線道路から、左のほうは西下橋のほうへ向かうところでありますけれども、進捗率は大丈夫かなと思うのでありますが、宮内新横浜線宮内工区の用地取得率及び完成見込みについて伺います。あわせて、環状8号線から多摩堤通り、等々力大橋、多摩沿線道路、それぞれの整備予定についてお伺いをいたします。
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◆建設緑政局長(福田賢一)
仮称等々力大橋についての御質問でございますが、初めに、宮内新横浜線宮内工区につきましては、現在、用地取得を進めており、本年3月末時点での用地取得率は約54%でございまして、道路整備プログラムにおいては令和11年度以降も事業継続としていることから、引き続き用地取得などを進めてまいります。次に、仮称等々力大橋などの今後の整備予定についてでございますが、東京都側の目黒通りにつきましては一部整備済みとなっておりまして、玉根橋から多摩堤通りまでの区間の道路や擁壁工事などを順次進めていく予定と伺っております。仮称等々力大橋につきましては、多摩川中央部の橋脚1基及び東京側の橋台1基を施工した後に橋梁上部工の施工を行う予定でございます。多摩沿線道路につきましては、当該橋梁の整備に併せて堤防部分を盛土する工事を実施する予定でございます。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。意見要望させていただきます。防災だとか利便性の向上、あるいはまた交通ネットワークの形成、交通の円滑化に、また、都市間の連携強化を図るために早期の完成を待たれるわけでございますけれども、今後の進捗状況もしっかり見守っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。質問を終わります。
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