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■川崎市石造物調査について |
◎松原成文
昭和49年度、昭和50年度の2年間にわたりまして、川崎市石造物調査会により、路傍、寺社を中心として石造物調査が行われ、その採録総数は3,066点に上りました。調査会代表でありました白井禄郎氏は、未採録のものは追加の必要があろうと言われておりますけれども、以来、もう47年間経過をしておるわけでありますけれども、その後の調査状況及び直近の川崎市石造物調査報告書における採録と未採録の状況についてお伺いをいたします。
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◆◎教育次長(池之上健一)
石造物調査についての御質問でございますが、市内の道端や寺社などにある石仏、庚申塔、記念碑などの石造物は、地域の歴史や成り立ちを知る上で欠かすことのできない文化財であり、本市では市域全域を調査対象とした石造物の所在状況調査を行い、その成果は、昭和56年3月に川崎市石造物調査報告書として、教育委員会が報告書を刊行いたしました。この調査では3,066点の石造物を確認しておりますが、調査から長期間が経過し、開発により移動されたり、住居表示の施行により住所表記が変わっていたりする石造物も多いと思われますことから、教育委員会では、文化財ボランティアに登録されている方々の御協力をいただき、今年度から、前回調査の未採録を含む石造物の追跡調査を開始しているところでございます。また、平成29年度から運用している地域文化財顕彰制度においては、地域の方々の御理解、御協力により、地域文化財として新たに確認された石造物がこれまでに十数点ございますので、これらの成果も併せて石造物の把握に努めてまいります。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございました。47年間のブランクは長過ぎると思います。スケジュール感を持って今後取り組んでいただきたいと思います。
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