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■排水ポンプ車について
◎松原成文
  排水ポンプ車の運用についてですが、ディスプレー、お願いいたします。以前質問しまして、野ざらしになっていたんですけれども、シートをかけていただいたということで、車両、資材の愛護ということで、大変ありがとうございました。ディスプレー、結構です。引き続きまして運用についてお伺いいたしますけれども、2019年10月の台風19号は本市あるいは市民に多くの教訓を残しました。そこで、上下水道事業管理者に伺いますが、山王排水樋管での夜間実地訓練において、これまで2時間近く要していた排水開始までの時間が1時間近く短縮できたということでございますけれども、その要因について伺います。また、訓練において見えてきた課題はなかったのか、改善点はないのか、関係局区との今後の合同訓練の実施についての考えを伺います。
◆上下水道事業管理者(大澤太郎)
 排水ポンプ車の運用などについての御質問でございますが、排水作業開始までの時間短縮の要因といたしましては、排水ポンプ投入用マンホールの整備によりポンプを円滑に投入できることや、雨水管渠内の水流の影響を受けることなく、排水樋管ゲート閉鎖前の排水が可能となることによるものでございます。次に、訓練において見えてきた課題といたしましては、マンホール内への排水ホースの落下が懸念されることから、今後、対策について検討してまいります。次に、関係局区との合同訓練につきましては、上下水道局が把握した排水樋管の水位情報やゲート開閉の情報などを関係局区で迅速に共有できるよう、合同で情報伝達訓練などを引き続き実施してまいります。以上でございます。
◎松原成文
 ディスプレー、お願いします。これは訓練の様子でありますけれども、2019年と同程度の台風に見舞われたと想定した場合、十分な対応は可能なのか伺います。また、どの程度までの浸水に対応できると想定しているのか伺います。
◆上下水道事業管理者(大澤太郎)
 台風時の対応についての御質問でございますが、電動化した排水樋管ゲートや排水ポンプ車の運用など、即効性のある対策を着実に実施することにより、山王排水樋管周辺においては、令和元年東日本台風当時の降雨、河川水位の条件において床上浸水の被害を解消できる見込みでございます。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。  消防局長にお伺いいたします。上下水道局においては排水ポンプ車の排水訓練をこれまで3回実施しておりますけれども、作業に精通しております消防局から見て、何かアドバイス等があればお願いいたします。
◆消防局長(原田俊一)
 排水訓練についての御質問でございますが、消防局では、昨年8月27日に山王排水樋管で実施されました排水ポンプ車の総合訓練において、排水ポンプの投入箇所や横断管へのホース接続箇所など、作業全般を視察したところでございます。消防職員は日々実施している各種訓練や災害対応におきまして、的確な指揮統制、自分自身の安全管理、安全管理員の配置、車両及び資機材の愛護、確固たるチームワークの発揮等、活動の基本を怠ることがないように心がけているところでございます。今後につきましても、市民の安全と安心の確保に向け、関係局と連携してまいりたいと存じます。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。集約すると、活動の基本を怠るなということだと思います。ありがとうございました。  
◆石井宏之 教育次長
 成人の日を祝うつどいについての御質問でございますが、来賓の方の一部が不起立であった事実は認識しており、職員から報告を受け、違和感を覚えたところでございます。新成人の門出を祝う式典という晴れの場における出来事でもございますので、今後、起立されなかった理由について確認し、必要に応じて式典の趣旨を改めて説明してまいりたいと存じます。以上でございます。