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■令和3年度川崎市立高等学校入学選抜結果等について
◎松原成文
  続きまして、令和3年度川崎市立高等学校入学選抜結果についてということでお伺いをいたします。川崎市立の高等学校は、全日制が川崎高校、幸高校、川崎総合科学高校、橘高校、高津高校という5校がございまして、令和3年度の入学者選抜結果については、川崎高校の福祉科が募集人員39人に対して欠員が13名生じていると。ほかのところについては、各学校、学科とも定員はクリアしているということでございます。定時制についてでございますけれども、定時制は4校ございます。川崎高校、川崎総合科学高校、橘高校、高津高校ということでございまして、これは川崎高校普通科が定員140名に対して欠員が72名、川崎総合科学クリエイト工学科は募集定員35に対して欠員が19、同じく川崎総合科学の商業科は募集定員35に対して欠員が32で生徒3人、橘高校普通科は募集定員が70に対して欠員が34、高津高校普通科は募集定員70に対して欠員が46ということなのでありますけれども、定時制課程では全ての学科で欠員が生じているわけでありますが、これは特に教育上、問題はないのか。募集定員、学科の見直し等々について見解をお伺いいたします。
◆教育次長(石井宏之)
 定時制課程についての御質問でございますが、市立高等学校定時制課程におきましては、欠員が生じている一方、きめ細やかな個人指導、少人数指導により生徒の基礎学力の向上を図っており、キャリア教育や一人一人のニーズに応じた指導の充実に取り組んでいるところでございます。募集定員や学科の見直しにつきましては、市立高等学校改革推進計画第1次計画に基づき、5校あった定時制課程を平成29年度に4校に再編成し、また、第2次計画に基づき、令和3年度入学者から定時制課程1校の学級数を3学級から2学級に変更したところでございまして、現時点ではさらなる変更の予定はございませんが、今後の定時制課程の志願動向等を注視してまいります。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。定員が少ないからどうのこうのじゃないんですけれども、やっぱり生徒の学習意欲を損なうことのないように、しっかりとした教員配置も必要でありますけれども、何よりも効果的、効率的な授業をしっかりしていただいて、子どもたちの勉強をしたいという意欲をそぐことのないような教育環境をこれからもしっかりつくっていただきたいと思いますので、特に定時制については今後もしっかりと応援をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。