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■川崎市総合福祉センター及び川崎市国際交流センターの併設レストランについて
◎松原成文
  続いてでありますけれども、総合福祉センター「エポックなかはら」、それから、国際交流センターに併設されておりますレストランについてお伺いをいたします。これは過日、一般質問の初日でも同じような質問がありましたけれども、重複をしないようにお聞きしたいと思います。ディスプレー、お願いいたします。これはエポックなかはらですけれども、入り口に臨時休業中と書かれております。これがこの間もありましたけれども、レストラン内に衛生用品等々について確保しているというか、倉庫として今お使いいただいているということでございますけれども、初めに、健康福祉局長にお伺いを申し上げますが、休業となった理由、契約上、何か問題はないのか、免責あるいは減免について取り計らいのようなものがなかったのか、お伺いいたします。
◆健康福祉局長(宮脇護)
 川崎市総合福祉センターについての御質問でございますが、施設内のレストランについては、新型コロナウイルス感染症の影響等により昼食利用者の減少や夜間の宴会等のキャンセルが相次いだことなどから経営が厳しい状況となり、事業者からの申出により、令和2年3月末をもって撤退に至ったものでございます。レストラン運営の当初の目的としましては、会議室の利便性を高めるため、行政財産の目的外使用許可により貸与してきたところでございまして、撤退した令和元年度の使用料については減免を行っておりません。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。減免は行っていないということでありますけれども、じゃ、今後これはどのようにするのと。指定管理の期間もまだあるということでありますけれども、再び健康福祉局長にお伺いいたしますが、レストランの現状、今後の利活用について改めてお伺いいたします。
◆健康福祉局長(宮脇護)
 レストラン跡地についての御質問でございますが、現状といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策における高齢者施設等に配付するマスク等の衛生資器材の保管スペースとして臨時に使用しております。今後につきましては、レストランの経営が困難な状況になったことを踏まえ、川崎市総合福祉センターの設置目的に照らして有効活用できるよう、局としての考え方を整理することをはじめ、活用方策について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。このディスプレーを見ていただくと、非常に高く積まれておるのでありますけれども、直近、消防局から何か御指導とかはございましたか。
◆健康福祉局長(宮脇護)
 消防局からの指導等につきましては、保管の仕方に若干疑義があるところもあるということなので、今後、レストランのマスク、手袋等につきましては、別の場所等での保管、もしくは施設等に早急に配付するような形で整えていきたいと思います。以上でございます。
◎松原成文
 これは私が大分前に写真を撮ったんですけれども、12月17日に中原消防署が査察に入って、スプリンクラーに非常に影響があるということでありまして、すぐその場であの高さに低くしていただいて、スプリンクラーに影響のないように移動をしていただいたということでありますので、今後、ほかに移動するということでありますけれども、火災にならなくてよかったなと思いますが、こういったスプリンクラーに非常に影響があったということは御理解をいただきたいと思います。  続きまして、市民文化局長にお伺いをいたします。国際交流センターのレストランについてでありますけれども、これも今、一応休業ということでありますけれども、併せまして休業の理由、契約上の問題、減免等について伺います。
◆市民文化局長(中村茂)
 川崎市国際交流センターのレストランについての御質問でございますが、当該レストランは平成29年4月からホテルと併せて現事業者と定期建物賃貸借契約を締結し、運営しておりますが、緊急事態宣言下における本市行政運営方針等に基づき、昨年4月16日から休業しているところでございます。契約内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響という事業者の責めに帰すことができない事由により利用者が減少し、先行き不透明な状況となったことから、本市の顧問弁護士にも相談しながら、双方協議の上、当該契約の条文に基づく貸付料の改定として一部を変更しております。なお、今年度につきましても、引き続き、事業収益等の確保が難しいことから、従前の貸付料の約25%相当額の月額貸付料とし、四半期ごとに支払いが行われているところでございます。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。エポックなかはらのレストランにしても周りに様々な飲食店がありまして、なかなか競争が厳しいなと思います。また、国際交流センター等々においても、日常、土日を除いてはほとんど近隣の人とかの利用等々もないので、今後、レストランをホテルと一緒に経営していくということは、ホテルは大分順調だということもお聞きしておりますけれども、レストランについては、やはり今後ある程度しっかりと見直しを考えていかなければいけないと思うのでありますけれども、先ほどエポックなかはらについてはレストラン事業は撤退するような方向もお聞きしたというふうに感じておりますが、国際交流センターについては今後どのようにレストランを利活用していくのか、考えをお伺いいたします。
◆市民文化局長(中村茂)
 現状と今後の対応についての御質問でございますが、令和2年7月20日から当センターのホテルは営業を再開いたしましたが、レストランにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き休業しているところでございます。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響や当ホテルの運営状況等を考慮しつつ、事業者と協議していくとともに、新型コロナウイルス感染症の収束を見据え、市有財産の有効活用の観点から、不動産鑑定士による鑑定評価等を行った上で、当レストランの利活用の在り方等について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
◎松原成文
 今は、家賃といいますか、収入が4分の1ずつ毎月入っているということでありますけれども、やっぱり有効活用という面から見ると、もう少し真剣に考えていただいて、早急に、次期、どのような施設として活用ができるかということも含めてしっかりと検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。