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■浸水対策用排水ポンプ車車両基地について
◎松原成文
  通告をいたしました5点につきまして、一問一答で質問させていただきます。  まず、浸水対策用排水ポンプ車の車両基地について質問をいたします。令和元年10月6日発生をいたしました東日本台風は、本市においても多摩川の増水の影響を受けて大変な被害を受けたということでありまして、これまでに受けたことのない被害でございました。浸水被害が排水樋管周辺の地域で発生したんですけれども、排水樋管周辺の地域の浸水被害を軽減するために、多様化、激甚化する災害の対策として、排水ポンプ車――これは1台5,000万円するんですね――4台購入して、10年間で入替えをする予定だということでございます。排水ポンプ車が導入されましたが、これを適切に運用するためには日常の管理が重要であろうかと思っております。日々の排水ポンプ車の管理状況についてお伺いをいたします。
◆上下水道事業管理者(大澤太郎)
 排水ポンプ車の管理状況についての御質問でございますが、排水ポンプ車は、令和元年東日本台風で浸水被害があった地域に迅速に配備できるよう、等々力水処理センター敷地内の駐車場に屋外保管しているところでございます。日常的な維持管理といたしましては、2週間に1回程度の頻度で、ブレーキや原動機など13項目の車両点検を行い、バッテリーの蓄電を目的とした回送を実施しております。また、搭載している排水ポンプ及び発動発電機につきましては、専門業者による点検整備を年2回実施し、機能の維持に努めているところでございます。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。ディスプレー、お願いいたします。これが車両基地に置かれているということでございまして、排水ポンプ車でございます。この形が4台納入されているということでございますけれども、屋外で保管をされているということでありますけれども、このまま保管をするということに特に問題はないのでありましょうか。現状認識と、できれば格納施設を設置するということも必要ではないかと思うのでありますが、このことについてのお考えをお伺いいたします。
◆上下水道事業管理者(大澤太郎)
 排水ポンプ車の格納施設についての御質問でございますが、排水ポンプ車の製作メーカーによりますと、屋内保管の必要はないとのことでございます。また、排水ポンプ車を保管している等々力水処理センターは、駐車場下部の地下に水処理施設の構造物が存在しているため、車庫等の格納施設の建築が困難な状況でございます。しかしながら、風雨等による影響も懸念されますので、今後につきましては、劣化防止のためにカバーをかける等の対応を検討してまいります。以上でございます。
◎松原成文
 御答弁ありがとうございました。今後、カバーをかけるということでありますけれども、これは早急に対応していただきたいと思います。一昨年の7月に川崎市はこれを4台導入したということでありますけれども、横浜市は昨年の7月に同じような導入をいたしましたけれども、もう既に向こうはカバーと言わずにシートをかけておりますと言われておりました。また、メーカーにもお聞きしましたけれども、できれば、保安の面から、あるいは塗料、塗装の劣化を防ぐためにも、そういった保護するものがあったほうがよろしいのではないでしょうかとメーカーも申し述べておりましたので、早急に管理、安全対策をしていただきたい、カバーをかけていただきたいと思います。どうもありがとうございました。