■駐車場等における不活性ガス消火設備について |
◎松原成文
通告をいたしましたとおり、一問一答でお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
初めに、特定動物についての飼養と管理についてお伺いをいたします。5月6日、横浜市戸塚区のアパートから特定動物に指定されておりますアミメニシキヘビがいなくなりました。捜索が続けられておりましたけれども、5月22日、同アパートの屋根裏で発見されました。当該のヘビは、現在、横浜市で保管されているということでありますけれども、本市の特定動物の飼養、管理の許可状況について健康福祉局長にお伺いいたします。消防局長にお伺いをいたします。市内の不活性ガスの消火設備についてでありますけれども、令和2年12月、名古屋市内で、地下の駐車場で二酸化炭素――CO2が発生して、作業員が亡くなる事故がありました。また、今年1月には港区で同様の事故がありまして、これもお亡くなりになるということがありました。これを受けて消防庁は、都道府県消防関係者に、それぞれの部署に安全対策について周知するようにということで通知を出しております。その矢先でありますが、本年4月、東京都新宿区の地下駐車場で同様の事故がありまして、作業員が死傷するという事件がありました。安全対策の徹底が求められておるわけでありますけれども、本市対象消火設備の点検、報告は必要だということになっておりますが、本市の状況についてお伺いをいたします。
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◆消防局長(日迫善行)
二酸化炭素を消火剤とする不活性ガス消火設備についての御質問でございますが、令和3年4月15日に東京都新宿区内で発生した二酸化炭素消火設備からの消火剤の放出事故を受け、市内における同消火設備を設置している169棟の関係者に対して、電話や現場への出向により類似事故の発生防止に係る注意喚起を行ったところでございます。また、消防用設備等の点検結果の報告が適正に実施されていない18棟につきましては、今後、立入検査等を実施し、関係者へ消防用設備等の点検及び報告について適切に指導してまいりたいと存じます。以上でございます。
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◎松原成文
ディスプレーをお願いいたします。少し字が小さいですが、今お話しいただいたとおり、5月末現在15件、愛玩10件、販売3件、展示2件、猿10頭、亀4頭、蛇6頭、ワニ2頭、こういうことで、今、許可が出ているということでございます。横浜市でのアミメニシキヘビ逸走事件後、本市内の特定動物の飼養・保管該当者に対する指導、注意喚起対象者の対応、どのようなものであったかお伺いいたします。169棟のうち18棟、その18棟のうちの16棟が期限超過で報告の実績がなし、2棟については全くその実績がないというようなことでありまして、大変なことだなと思っておりますけれども、不活性ガス消火設備には、この二酸化炭素のほかに68棟が窒素ということで消火設備があるんですが、その中でIG−55、これは窒素とアルゴン、それからIG−541、これは窒素とアルゴンと二酸化炭素の混合物ということでありますけれども、15棟の点検報告状況、指導状況、どうなっているのかお伺いをしたいと思います。
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◆消防局長(日迫善行)
窒素、IG−55及びIG−541を消火剤とする不活性ガス消火設備についての御質問でございますが、市内において法令により設置が義務づけられている66棟につきましては、消防用設備等の点検結果の報告状況を確認いたしましたところ、適正に実施されていないものが6棟ございましたので、この6棟に対しましても、二酸化炭素消火設備と同様に適正に指導してまいりたいと存じます。以上でございます。
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◎松原成文
ありがとうございます。適正に処理していくということであります。先ほど特定動物については電話で確認をしたということでありますけれども、消防局のほうは立入検査をするということでありまして、もう既にやっているということもお聞きしておりますので、やはり電話よりは立入検査をすべきですよね。特定動物についてもしっかりと立入検査をしていただきたいなと、ちょっと前後しちゃったけれども、その辺もよろしくお願いしたいと思います。消防局長、ありがとうございました
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