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■拉致問題啓発舞台芸術事業について
◎松原成文
   おはようございます。最終日でございますので、きょうもよろしくお願いいたします。通告をいたしました4点につきまして、一問一答で質問をさせていただきます。  まず初めに、拉致問題啓発舞台芸術事業ということで質問をさせていただきます。今月の10日から16日までの1週間が、北朝鮮人権侵害問題啓発週間と国のほうで定めておりまして、この期間中に週間の趣旨にふさわしい事業を地方公共団体はしっかりやっていただきたいというような要望も出ております。本市につきましては、これまでは川崎区役所を除く各区役所に懸垂幕を掲出していただいたり、また、アゼリアビジョンでの啓発映像の上映、チラシの配布、また、神奈川県タクシー協会川崎支部の協力によりまして、タクシー車内に拉致問題の啓発ステッカーを張っていただいたということもございました。ことしにつきましては、区役所における懸垂幕の掲出、アゼリアビジョンの啓発映像の上映のほか、13日から20日まで幸市民館において横田滋さん、めぐみさん御家族の写真展が開催されるということでございますので、今後につきましても、週間の趣旨を踏まえて、市民の関心を高める取り組みをしっかりやっていただきたいと思います。  ディスプレーをお願いいたします。これは今回、新しくおつくりいただいた、来年の1月21日にカルッツかわさきで行われます上演のパンフレットということでございます。このパンフレットの活用でございますが、これまで多くの方に御周知をいただいていると思いますが、周知に努めている状況、現状はどのようになっているか、市民文化局長にお伺いいたします。
◆市民文化局長(向坂光浩)
 拉致問題啓発舞台劇についての御質問でございますが、来年1月21日、カルッツかわさきにて開催予定の「めぐみへの誓い―奪還―」につきましては、本市のホームページへの掲載を初め、市立中学校・高等学校や各区役所、市民館・図書館といった市内各施設のほか、神奈川県の協力により、県立図書館等の県内各施設においてチラシを配架し、ポスターを掲出することにより、その周知に努めております。また、本舞台劇への申し込みにつきましては、1月7日まで本市のホームページやファクス、往復はがきにて受け付けており、順次お申し込みをいただいている状況にございます。なお、近隣の中学校からは、学年・学校単位で鑑賞したいという申し出もいただいております。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。いろいろな取り組みを川崎市は積極的に行っていただいております。大変ありがたいと思っておりますが、令和2年度以降、本市における拉致問題解決に向けての新たな取り組みがありましたらお答え願いたいと思います。
◆市民文化局長(向坂光浩)
 横田めぐみさんを初めとする全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現を願うとともに、政府拉致問題対策本部や他の自治体、関係団体等と連携しながら、引き続き拉致問題の周知、啓発の取り組みを進め、御家族の皆様を支援してまいります。今後につきましては、来年度に実施を予定している5年に1度の人権に関する市民意識調査の中で、新たに拉致問題に係る市民意識の実態把握を行い、この問題を風化させないよう、より効果的な取り組みについて研究してまいりたいと考えております。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございました。来年、5年に1度のアンケートがあるということでありまして、その中に新しく人権に関する市民意識調査の中に拉致問題に係る市民意識の実態把握を入れていただくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。また今、本庁舎の建築現場がありますけれども、ああいうところにも積極的にポスターをお張りいただくような取り組みも、ぜひともお願いしたいと思います。ありがとうございました。