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■二ヶ領用水にかかる橋梁について
◎松原成文
   まず、二ヶ領用水にかかる橋梁についてであります。平成29年の予算審査特別委員会におきまして質問いたしました高津区北見方3丁目3番付近にあります橋梁について、当時の御答弁では、安全性が確保できていないこと、また無許可で設置をされており、所有者も不明であるとのことでありました。また、北見方のほかに、円筒分水の付近にも所有者不明の橋があるということでありました。ディスプレーをお願いします。これは北見方の所有者がわからない橋梁でございます。通行どめになっております。これは円筒分水のそばにある所有者のわからない橋でございます。こういうふうに大分老朽化しております。こういうことで、道路公園センターのほうでは通行の制限をしていますということが書かれております。非常に危険な状態であり、人なり自転車等々が通行しているというのも現状でございます。安全性の観点などから市の管理河川における所有者不明の橋の有無について速やかに調査するようにということでありましたけれども、その後、調査の結果及び北見方、円筒分水付近の両橋梁について、現在どのような状況なのか、今後どのように対応されていくのか、建設緑政局長にお伺いいたします。
◆建設緑政局長(奥澤豊)
 二ヶ領用水にかかる橋についての御質問でございますが、市管理河川における所有者が不明な橋につきましては、平成29年度に実施した現地調査等の結果、16橋を把握し、現在も所有者の特定や安全対策に努めているところでございます。高津区北見方3丁目3番先の橋につきましては、所有者が判明したことから、所要の手続を経て占用を許可したところでございます。その後、当該橋は長年にわたり広く一般に利用されているとの理由から寄附の申し出があったため、公共性や利用状況を勘案し、平成30年3月に寄附を受けたところでございます。構造照査により当該橋は車両の通行に耐えられないことを確認したため、現在、車両の通行を規制しているところでございます。今後につきましては、補修方法等について地域の方々と調整しながら検討を行っていく予定でございます。また、円筒分水付近の橋につきましては、現在も所有者の特定には至っておりませんが、橋の一部が損傷していることから、安全を確保するため、部分的に通行を規制しているところでございます。所有者の特定など当該橋における対策につきましては、区役所などと連携し、地域の方々と調整しながら取り組んでまいります。以上でございます。
◎松原成文
 前回お聞きしたときから調査していただいて、16橋ですか、また新しく所有者がわからないものが確認できたということでございますけれども、現在も多分地域の人たちが通行なりしていると思いますので、安全性等の確認もしっかりしていただいて、地域としっかり協議していただいて、今後どのような対策が必要なのか、その辺もしっかりと取り組みをお願いしたいと思います。石の上にも3年、橋を確認するのも3年、大変長くかかっておりますけれども、早目に対応をお願いいたします。