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■二ヶ領用水に係る老朽化した橋について
◎松原成文
  二ヶ領用水にかかる橋なのでありますけれども、これは二ヶ領用水の上流、高津方面から見たところです。これが逆の中原区のほうから見た橋です。これが橋の上ということでありますけれども、何かコーンが立っているわけでありますが、見ると、左半分は最初におつくりをいただいた橋で、右半分か後からつけ加えたというか、幅を広げた道路、橋であるというふうにも見受けられます。これがその新しくつけ加えたというか、つくった道路、橋ですね。見ると、何か大変危険な状態であるわけでありますけれども、こういう状況であります。もう鉄筋が見えているような状況であります。橋がこわれかかっているので通行できません、この橋の所有者の方は連絡してくださいというようなことであります。これは夜なんですけれども、フラッシュをたいたので反応がこれだけあるのですが、夜ですと大変危険でありますから、何か明かりが点滅するようなことも今後必要になってくるんじゃないのかなというふうに思います。これについてちょっとお伺いをしたいと思うのでありますけれども、これは中原区と高津区境の高津区北見方3丁目3番付近にある橋なんてすが、現状とこれまでの取り組み、今後の対応について、建設緑政局長、お伺いをいたします。
◆藤倉茂起建設緑政局長
 二ヶ領用水にかかる橋についての御質問でございますが、二ヶ領用水には、本市が管理する道路橋などのほか、個人等が占用許可を得て設置し管理する出入り口用の橋がございます。この橋は、延長5.9メートル、幅員5.6メートルで、管理者や設置した時期などは不明でございます。平成28年9月に当該箇所の下流側の路面の一部に長さ約70センチメートル、幅約10センチメートルから30センチメートルの損傷が発見されたため、現在は橋の一部をセーフティコーンで囲み、通行を規制しております。 これまでの取り組みについてでございますが、この橋の所有者を特定するため、占用台帳等の照合を行うとともに、現地で張り紙や聞き取り調査等を行いましたが、現在のところ、所有者の特定には至っておりません。今後につきましても、引き続き所有者の特定を進めると共に、安全対策に努め、関係部署と連携し、法的課題等を踏まえて対応策について検討を行ってまいります。以上でございます。
◎松原成文
 そうすると、局長、この橋は無許可で誰かがつくってしまったということになるのでしょうか。
◆藤倉茂起建設緑政局長
  私どもの占用台帳には記載されておりませんので、無許可で設置された物と思われます。以上でございます。
◎松原成文
 これは現在も人や車等々が通行しておりますけれども、本当に安全性に問題はないのでしょうか、お伺いいたします。
◆藤倉茂起建設緑政局長
  橋の安全性についての御質問でございますが、道路パトロール等により橋の状況を確認した結果、通行の安分か確保できないということから、車両については通行どめの措置を講じるとともに、地域の皆様へ周知してまいります。以上でございます。
◎松原成文
 これは現在も生活道路として、橋として使っておりますし、私けさも確認してまいりましたが、まだ通行どめですよというような表示が出ておりませんので、安全性がこれは確保できていないという認識であろうかと思いますので、早急に対応していただかなければいけないのかなと思います。また、これは所有者、管理者が不明な橋はここだけなのか、あるいはまた、他にもあるのか、その状況と今後の対応についてお伺いをいたします。
◆藤倉茂起建設緑政局長
  所有者、管理者が不明な橋についての御質問でございますが、現在のところ、高津区の円筒分水付近において所有者不明の橋を確認しており、同様の損傷が生じていることから、部分的に通行どめの措置を講じているところでございます。今後につきましては、安全性の観点などから市管理河川における所有者が不明な橋の有無について速やかに調査してまいります。以上でございます。
◎松原成文
 ありがとうございます。橋梁の長寿命化ということで取り組んでいるのですけれども、一級河川、二級河川等々の長い大きな橋については積極的に取り組みをされておりますけれども、こういった準河川というんですか、二ヶ領用水だけではありませんよね。他にもこういった類似した川があるわけでありますので、そういった河川かあるわけでありますから、そうしたところをやっぱり全市的に調査して、所有者がわからない橋というのは、最終的に問題があったときに誰がどういつみうに責任をとるのかということを、非常に私も悩んでいるわけでありますので、早急な対応をよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。