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■皇后杯全日本女子サッカー選手権大会について
◆松原成文
 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会について、まずお伺いをいたします。本大会は、日本サッカー協会に登録をされました中学校以上の女子選手により編成されたクラブチーム、大学、高校などのチームが参加し、女子サッカーの日本一を決定する大会であり、男子の天皇杯全日本サッカー選手権大会に相当するものであります。このような大規模スポーツイベントはテレビ、ラジオ等々で中継もされますし、シティセールスの面からも大変有効な発信力を持っているものと考えます。そこでお伺いいたしますけれども、本市ではこれまでどのような大規模なスポーツ大会のイベントが開催をされたのか、市民・こども局長にお伺いをいたします。
◎市民・こども局長(加藤順一)
  本市で開催された大規模スポーツ大会についての御質問でございますが、初めに、本市で開催された国際大会や全国大会などの大規模スポーツ大会についてでございますが、第3回アメリカンフットボールワールドカップ2007川崎大会、日本陸上競技選手権大会、スーパー陸上競技大会、ゴールデングランプリ陸上などが等々力陸上競技場において、また、トランポリンワールドカップ、国際トランポリンジャパンオープンなどがとどろきアリーナにおいて開催されたところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 経済労働局長にお伺いいたしますけれども、これまで大規模なスポーツイベントが開催されたわけでありますけれども、地域経済波及効果の面からどのような結果であったかということについてお伺いいたします。
◎経済労働局長(伊藤和良)
  スポーツイベントの地域経済波及効果についての御質問でございますが、本市で開催される国際大会や全国大会などによる地域経済への波及効果についての調査分析は実施しておりませんが、こうしたスポーツイベントの開催による国内外への魅力発信や、市内外からの新たな集客、地域交流の場の創出など、市内経済の活性化の面からも意義があるものと認識しているところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 経済労働局長の答弁ですと、効果はあると思うんだけれども、調査等々、結果分析はしておりませんということでありますけれども、せっかくですから、こういう機会があるんですから、ぜひとも実施していただければなと思います。  これまでの大規模スポーツイベントの開催について、どのようなルートといいますか、経緯で開催決定に至ったのか伺います。また、このような大規模スポーツイベントが開催できる本市の競技場の施設の整備状況といいますか、設置状況についてお伺いいたします。
◎市民・こども局長(加藤順一)
  大規模スポーツイベントの誘致までの経緯についての御質問でございますが、初めに、第3回アメリカンフットボールワールドカップ2007川崎大会につきましては、川崎市内では富士通フロンティアーズやアサヒビールシルバースター、法政大学や専修大学などのトップチームが活動しており、また、現在の富士通スタジアム川崎である川崎球場では年間平均約120試合が開催され、東日本におけるアメリカンフットボールの拠点となっておりました。こうした地域資源を生かし、川崎の魅力や価値を一層高めることが期待されることから、川崎球場及び等々力陸上競技場でワールドカップを開催いたしました。次に、日本陸上競技選手権大会は、日本陸上競技連盟、神奈川陸上競技協会と川崎市が協議調整を行いながら準備を進め、全面的な改修、整備によって第1種公認競技場となった等々力陸上競技場のこけら落としとして開催いたしました。次に、スーパー陸上競技大会及びゴールデングランプリ川崎は、等々力陸上競技場をさらに有効活用するため日本陸上競技連盟と調整を行い、大会開催が決定され、継続して開催しております。次に、大規模スポーツイベントが開催できる本市の施設についてでございますが、市内には等々力陸上競技場、とどろきアリーナ、川崎マリエンビーチバレー場、富士通スタジアム川崎などの施設がございます。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の開催競技場は、これまで国立西が丘サッカー場、あるいはまた国立霞ヶ丘競技場、NACK5スタジアム大宮、味の素スタジアムが決勝戦の会場となっておりました。今お話がありましたけれども、日本サッカー協会からの要請があれば等々力陸上競技場での開催は可能ということでよろしいでしょうか。 ○副議長(菅原進) 市民・こども局長。 ◎市民・こども局長(加藤順一) 皇后杯全日本女子サッカー選手権の等々力陸上競技場での開催についての御質問でございますが、等々力陸上競技場はJリーグ川崎フロンターレの試合やさまざまな陸上競技大会が開催されている競技場でありますので、日程の調整がつくのであれば開催は可能と考えております。以上でございます。
◎市民・こども局長(加藤順一)
  皇后杯全日本女子サッカー選手権の等々力陸上競技場での開催についての御質問でございますが、等々力陸上競技場はJリーグ川崎フロンターレの試合やさまざまな陸上競技大会が開催されている競技場でありますので、日程の調整がつくのであれば開催は可能と考えております。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。2015年度の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の日程がもしわかれば教えていただきたいと思います。
◎市民・こども局長(加藤順一)
  今年度の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の日程についての御質問でございますが、日本サッカー協会によりますと、平成27年11月7日から12月27日までの開催予定となっております。なお、今年度の大会につきましては、神奈川県サッカー協会が等々力陸上競技場を候補地として、日本サッカー協会に準決勝及び決勝の開催を申請しているところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございました。神奈川県サッカー協会が申請をしているということでありまして、私が確認したところでは12月23日の水曜日、これは天皇誕生日でありますけれども、これが準決勝になるのかなと。そして、12月27日の日曜日でありますが、これが決勝戦となる予定であるようにも聞いております。ちょっとしつこいようでありますけれども、今、市民・こども局長から日程の調整をしているという答弁をいただきましたけれども、日程の調整をしているということは、スタートに向けて、開催に向けて準備をしていると理解してよろしいんでしょうか。
◎市民・こども局長(加藤順一)
  皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の日程についての御質問でございますが、現在のところ、神奈川県サッカー協会が日本サッカー協会に申請をしているというところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 申請をしているということは、ぜひとも実施したいということでやっていると思いますので、ぜひとも今回は等々力陸上競技場で全日本女子サッカー選手権が開催できるように御努力をいただきたいと思います。  それと、女子のサッカーということで、非常に今、ブームといいますか、そういう状況なのでありますけれども、教育長にお伺いしたいんですが、小中学校の女子のサッカー部というのは小学校、中学校、高校、どうなっているんでしょうか。高校総体では女子のサッカー等々があるというふうなことも聞いておりますけれども、本市の女子のサッカー部の状況について、ちょっとお伺いいたします。
◎渡邊直美 教育長
  本市立学校における女子サッカー部の状況についてでございますけれども、市立中学校におきましては女子サッカー部はございませんが、昨年度、13の中学校におきまして女子生徒が男子生徒とともにサッカー部に入部をしております。また、中央支援学校中学部におきましても、同様に女子生徒が入部をしております。高等学校におきましては、全国高等学校体育連盟の種目でもございまして、市立商業高等学校に女子サッカー部がございます。また、小学校におきましても、クラブ活動におきまして女子、男子ともに同様に一緒にクラブ活動を行っているような状況が見られております。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。女子のそういったサッカーの裾野を広げるということで、どんどんどんどん、また女子にもサッカーに参加していただければと思います。  市長に聞いていいか、どなたに聞いていいかわからないのでありますけれども、実は、川崎に大変ゆかりのある宇津木瑠美さんはほぼ全試合に出場されましたし、準々決勝はオーストラリア戦だったと思うんですが、プレーヤー・オブ・ザ・マッチということにも選出をされたわけでありますけれども、この川崎にゆかりのある宇津木選手、早急に何か顕彰をするということも考えることが必要なのかなと思いますが、もし御答弁いただければ答弁いただきますが、なければ要望でいいんですが、どうですか。
◎渡邊直美 教育長
  先生御指摘のとおり、なでしこの活躍、あるいは、本市ゆかりの宇津木選手の活躍、大変うれしいことでありまして、きのうのきょうでありますので、今考えているところです。
◆松原成文
 ぜひともいい方向でお願いをしたいと思います。ありがとうございました。