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■ナンバープレートについて
◆松原成文
 ナンバープレートについて伺います。県内の自治体では、地元の名所やキャラクターをあしらった原付バイク用の御当地ナンバープレートがふえておりますが、御当地ナンバープレートについての見解を伺います。
◎こども局長(加藤順一)
  御当地ナンバープレートについての御質問でございますが、原動機付自転車のナンバープレートに、それぞれの都市や地域にちなんだユニークな図柄や形状を採用する、いわゆる御当地ナンバープレートにつきましては、まちのPR、観光振興、名産品などの知名度を向上させることを目的に、これまでおよそ250の自治体に採用されていると伺っているところでございまして、ナンバープレートの作成により、話題づくりや都市イメージの向上などへの効果を期待しているものと認識しております。以上でございます。
◆松原成文
 我が会派でも平成22年第4回定例会においてドラえもんのナンバープレートを交付することの可能性について伺いましたが、原動機付自転車は偶発的事故等も予想され、藤子氏の作品が持つ夢、希望などのメッセージやキャラクターの持つイメージを損なう恐れがあり、交付は難しいとのことでした。今もこの考えは変わらないのか伺います。また、平成24年の他会派の方の御当地ナンバーの導入の質問に対して、本市の多彩な魅力を発信する手法の一つとして、その効果や課題について他都市の事例を含めて研究をしていくという答弁でしたが、その後の研究、検討の結果についてお伺いいたします。
◎こども局長(加藤順一)
  御当地プレートについての御質問でございますが、初めに、藤子・F・不二雄氏のキャラクターを活用したナンバープレートについてでございますが、同氏の作品は子どもから大人まで幅広い世代に人気があり、キャラクターの活用はまちのにぎわいや活性化を図る上で効果があるものと考えております。原動機付自転車用のナンバープレートへのキャラクターの使用につきましては、原動機付自転車が偶発的な事故等が予想され、藤子氏の作品に込められたメッセージやキャラクターの持つイメージを損なう恐れもあるため、難しいものと考えておりますが、これまでにもミュージアム周辺に設置しているモニュメントや最寄り駅からの案内サイン、生田緑地でのスタンプラリーなどにキャラクターを活用して周辺地域の活性化に取り組んでおりますので、今後ともそうした取り組みを推進してまいりたいと考えております。次に、本市における御当地ナンバープレート導入の検討状況についてでございますが、本市ではシティセールスの取り組みにおきまして、先端技術や文化、芸術、スポーツ、自然など多彩な魅力を積極的に発信することを進めております。その中で原動機付自転車をお持ちの方々が愛着を持って御利用いただけるナンバープレートのデザインには工夫が求められること、また、既に多くの自治体がナンバープレートを導入している中で話題性を獲得するためには、相当なインパクトが求められることなどの課題はございますが、一方で本市のシティセールスへの効果も一定程度期待できますことから、引き続き研究してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆松原成文
 もう時間がありませんのでこれを最後にしますけれども、ただいまの答弁でちょっと難しいなというようなことでございました。交通局長にお伺いいたします。本市の市営バスの中でドラえもん等のキャラクターが塗装されているバスやラッピングされているバスは何台あるのか伺います。あわせて、平成23年度から11月末までの市バスがかかわる交通事故件数について伺います。
◎交通局長(田巻耕一)
   市バスのラッピングバス及び交通事故件数についての御質問でございますが、初めに、ドラえもん等の藤子キャラクターを使用しているラッピングバスにつきましては、藤子・F・不二雄ミュージアムのPRを目的として、一般路線で使用している6両、ラッピング及び内装までキャラクターを使用したミュージアム直通バスが4両、計10両が現在運行しております。次に、有責、無責を含めた市バス全体の事故件数の推移につきましては、平成23年度が69件、平成24年度が72件となっており、今年度は11月末現在で44件となっております。以上でございます。
◆松原成文
 ということで、市バスにはこのほかにノルフィンが100台、それから各企業ですとか学校だとかいろいろなこういうものも出ているんですね。そういうことも含めて、今後、先行的な考え方をしていただきたいなということをお願いして、質問を終わります。