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■樹林葬、樹木葬について
◆松原成文
 樹林葬、樹木葬について建設緑政局長にお伺いいたします。最近、都会では墓地が確保できないで、墓を守っていく後継者がいないなどの理由で樹木葬が話題となっておりますけれども、宗教、宗派は関係なく自然に返るということをテーマにして費用も格安ということで、今年度都立小平霊園で販売したところ申し込みが殺到したというようなことを聞いております。本市におきましても、新たな墓地の供給方法として、墓地に対する市民のニーズにこたえられるのではないかと思いますけれども、この樹林墓地整備についての考えをお伺いいたします。
◎建設緑政局長(大谷雄二)
  樹林墓地整備についての御質問でございますが、本市の市営霊園は、平成5年の長期的視点に立った市営霊園のあり方についての審議会答申に基づき、整備運営を行っております。この答申では、家族形態が変化、多様化する中で、祭祀の承継問題や市民意識の変化に伴い、新たな墓所形態を検討することが将来的な課題とされております。本市といたしましては、こうした課題を踏まえ樹林墓地などの合葬型墓所の整備につきましては、市民ニーズを把握した上で専門家の御意見を伺うなど、市民の皆様が求める墓所の形態について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。小平霊園では申し込みが殺到したということでありますけれども、市民の皆様からこういったことについて問い合わせ等々はないのかお伺いいたします。
◎建設緑政局長(大谷雄二)
  市民の皆様からの問い合わせについての御質問でございますが、本年6月にテレビで都立小平霊園の樹林墓地の取り組みが放映されて以降、本市の樹林墓地の有無や今後の樹林墓地の整備計画などについて、要望、問い合わせが十数件あったところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 やっぱり市民の方もいろいろ関心があるのかなと思いますので、市民ニーズを把握した上で専門家の御意見を伺うなどして、今後検討いただきたいと思います。ありがとうございました。