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■野球の試合におけるボールカウントの表示について
◆松原成文
 おはようございます。通告をいたしましたとおり、一問一答で質問いたします。  野球の試合におけるボールカウントの表示については、国際的にはBSO方式――ボール、ストライク、アウトとなっております。日本では、現在では、プロ野球12球団の本拠地であります野球場はすべてBSO方式で表示をされております。高校野球、大学野球、社会人野球でもBSO方式となっておりますけれども、本市におけるBSOの表示についてのこれまでの検討内容と今後の取り組みについて建設緑政局長にお伺いをいたします。
◎建設緑政局長(大谷雄二)
  野球場のボールカウントについての御質問でございますが、ボールカウントの表示につきましては、国際慣習で上からボール、ストライク、アウトと表示するBSOとなっておりますが、日本と韓国などにおきましては、これまでSBOという表示が一般的になっていたところでございます。このため、本市に設置されている大師球場、等々力球場の表示板につきましてもSBOの仕様となっております。しかしながら、野球競技の国際化に伴い、施設整備につきましても国際慣習に合わせる取り組みが進んでいることから、本市におきましても、県内の野球場の施設改修状況を調査し、利用者のニーズを把握してきたところでございます。今後におきましては、市内にございます2つの球場の老朽化等の状況も踏まえまして検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。  同じように教育長にもお伺いをいたしますけれども、SBOの表示のまま、現在のままで公式戦や練習試合において何らかの支障は生じていないのか伺います。また、国際慣習に倣うべきと思いますけれども、見解をお伺いいたします。
◎教育長(渡邊直美)
  野球場ボールカウントについての御質問でございますが、市内野球場のボールカウント表示は、従来からのストライク、ボール、アウトの順で表示するSBO式が使われておりますが、審判のコールは、既に15年前の春の選抜高校野球大会から、ボール、ストライク、アウトの順でコールするBSO式で行われております。現在のところ、審判のコールとカウント表示の違いによる支障があるとの声は伺っておりません。しかしながら、国際慣習に倣ってBSO式のカウント表示にすることは、審判のコールとカウント表示が一致することになり、よりわかりやすくなると考えております。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございました。  市民・こども局長にお伺いをいたします。本市はスポーツのまち・かわさきを標榜しているわけでありますけれども、早急にBSO表示に改善すべきと考えますが、お伺いをいたします。

◎市民・こども局長(山ア茂)
野球場ボールカウントについての御質問でございますが、現在、本市の野球場では市民野球大会などの大会を開催し、多くの市民の方に御利用いただいているところでございます。プロ野球を初めとしてカウント表示が改められつつあることから、改修を行うことは利用者の利便性の向上につながるものと考えております。以上でございます。

◆松原成文
 建設緑政局では老朽化によってということであります。まだ2年、3年は使えると思いますけれども、スポーツのまちを標榜している川崎でありますから、早急にこのBSO方式に表示を変えていただいたほうが利便性が高まるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。