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■ミューザ川崎シンフォニーホール事業について
◆松原成文
 川崎シンフォニーホール事業費について市民。こども局長にお伺いいたします。昨年の3・11の地震発災時にミューザ川崎シンフォニーホールにおいて、もしもコンサート等が開催されているとした場合、どのような避難誘導が行われることとなっていたのか伺います。あわせて今後の避難訓練の取り組みについて考えを伺います。
◎山崎茂市民。こども局長
  こども局長ミューザ川崎シンフォニーホールの避難誘導等についての御質問でございますが、コンサート中等に地震が発生した場合は、動揺や混乱が起きないよう、来場者の皆様に場内アナウンスにより座席にとどまることやホールスタッフの指示に従うことをお願いしておりました。また、客席の外に避難する必要がある場合には、ホ―ルのロビーや廊下等に避難誘導を行い、建物内にとどまることとしております。避難訓練につきましては、これまでミューザ川崎シンフォニーホールのスタッフ全員による避難誘導訓練や図上訓練等を実施しております。今回の東日本大震災を受け、改めてミューザ再開に向け、避難誘導等のあり方や来場者の皆様に、より安心して御利用いただけるよう、来場者の方も参加した避難訓練を開催することを検討しているところでございます。現在、安全なホールとして再開できるよう復旧工事を進めておりますが、運営面でも安全の確保を図り、音響だけでなく、世界一安全なホールとして評価されるよう取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
◆松原成文
 確かに、震災時に、2,000名近くが何分かかってホールの外に出られるかと。ましてや障害者、車いすの方もおいでになるわけでございますけれども、そういつた図上訓練等だけではなくて、今も局長に御答弁いただきましたけれども、今後来場者の方も参加した避難訓練を開催する、こういうことを検討しているということでございますので、ホールが完成した暁には、そういった安全面も含めてよろしくお願いしたいと思います。