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■朝鮮学校補助金について
◆松原成文
 次に、こども本部長にお伺いをいたします。お願いいたします。朝鮮学校の補助金問題についてでございます。朝鮮総連が最近、全国の朝鮮学校高級部で使用している現代朝鮮歴史教科書の拉致問題と大韓航空機爆破に関する教科書の記述を修正したということでございますけれども、どのような部分の記述がどのように修正されたのかお伺いいたします
◎こども本部長(近藤義晴)
 朝鮮学校補助金についての御質問でございますが、朝鮮学校高級部で使用されている現代朝鮮歴史教科書の問題につきましては、御指摘の拉致問題の記述については、表現の削除がなされ、大韓航空機爆破事件の記述については、表現の訂正がなされたことを県から伺っております。しかしながら、拉致問題の記述が一切削除されてしまっていたことから、拉致問題に関する副教材等を整備し、あわせて使用していくこととされたところでございます。以上でございます。
◆松原成文
 どうもありがとうございました。実は、もう少しこども本部長には詳しく御説明をいただけるのかなと思ったんですけれども、ちょっと御説明がなかったので私が御説明を申し上げたいと思うんですけれども、昨年まで使われていた教科書の拉致問題は、これは実は2009年9月、朝日平壌宣言発表以後、日本当局は、拉致問題を極大化し、反共和国、反朝鮮人騒動を大々的に繰り広げることで、日本社会は極端な民族排他主義的雰囲気が醸成されてきた、こういうふうに記述をされていたわけでございます。その後、修正された文は、拉致問題という言葉は削除されてしまいました。そしてまた、2番目として、修正後も救出活動を反朝鮮人騒動と中傷する部分は変化がないわけであります。そして、3番目は、この主体を、先ほど申し上げましたけれども、日本当局という言葉から右翼勢力ということにすりかえております。4番目といたしましては、朝鮮総連がいかにも被害者であるかのようにさらに強化をしています。最後、5番目といたしましては、修正後も、金正日と朝鮮総連の拉致認定と謝罪がなされていないということでございます。大韓航空機爆破事件につきましては、これまでの教科書では、1987年11月に捏造された南朝鮮旅客機失踪事件と本文で記述をされておりまして、事件を捏造するコラムが掲載されていた。修正本では、1987年11月に起きた南朝鮮旅客機失踪事件とコラム全文は削除され、また、捏造という表現は削除されましたけれども、北朝鮮工作員による爆弾テロによる115人が殺害されたという犯行事実が認められていない以上、また、改善もされていないということで、これは修正というよりは、私は改悪に近いのではないかと思っておるのでございますけれども、こども本部長の見解をお伺いいたします。
◎こども本部長(近藤義晴)
 教科書の改訂内容に対する見解についての御質問でございますが、現代朝鮮歴史教科書は、朝鮮学校高級部にて使用されている教科書でございます。本市といたしましては、市内にある朝鮮初級学校への研修費等の補助を行っているものでございますので、その内容の可否については見解を述べる立場にないものと考えております。御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
◆松原成文
 御理解はしないんですけれども、昨年度の私の質問に対してこども本部長――当時もこども本部長でありましたけれども、本市として、神奈川県の補助を補完する立場での補助なので、県の決定を踏まえて判断するというような答弁をいただきました。あわせて、国や県の動向を注視し、近隣都市の動向を踏まえ慎重に判断するとの答弁をいただきましたけれども、朝鮮学校の教育内容、朝鮮学校補助金の交付要綱、昨年度までの報告書、証拠書類、補助金の資金使途を踏まえて、本年度の補助金の交付に対する考え方を改めてお伺いいたします。
◎こども本部長(近藤義晴)
 今年度の朝鮮学校への補助金の支出についての御質問でございますが、今年度につきましても、朝鮮初級学校からの申請に基づき、各補助金交付要綱にのっとって、補助対象事業や補助対象経費の内容を精査し、慎重に判断してまいりたいと存じます。以上でございます。
◆松原成文
 ありがとうございます。先ほどの答弁で、見解を言及する立場ではないということを言われたんですけれども、私は、答弁として非常に残念だなと思っております。公金である市税を投入するということでございますので、これは市民感情の理解を得られようとしておるかどうかわかりませんけれども、私は、市民感情としてなかなか理解を得られないのではないかなと思います。それと、昨年も質問させていただきましたけれども、初級部とはいえ、これまで一回も教育内容を調査したことがないというような答弁をいただいておりました。今年度は調査するかどうかはわかりませんけれども、その辺を含めて、改めてまたこの支出については、市民全体が理解いただけるような方向で支出をいただきますようにお願いいたします。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。